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論文

放射線による稲藁製品の消毒殺菌

伊藤 均; 大木 由美*; 石垣 功

防菌防黴誌, 19(11), p.577 - 583, 1991/00

海外からの稲藁製品の検疫処理に適用させることを目的として、植物病原性微生物、特に糸状菌のガンマ線と電子線による殺菌効果を調べた。稲藁中の総細菌数は1g当り3$$times$$10$$^{7}$$~3$$times$$10$$^{8}$$個検出され、主にPseudomonas,Flarobacterium, Arthrobacter,Erviniaなどで占められていた。稲藁の主要ミクロフローラを形成している細菌類は5kGyで殺菌されてしまうが、5~12kGyでDeinococcus proteolyticusとPseudomonas radioraが生残していた。また、変敗糸状菌の一種であるDimorphosporaも8kGyでも生残していた。稲藁から分離した26株の乾燥系でのD$$_{10}$$値は0.067M燐酸緩衝液中でのD$$_{10}$$値に比べて1.1~2.5倍になりInduction doseは1.5~10倍になった。稲藁中の植物病原性糸状菌を1g当り10$$^{-4}$$以下に減らすのに必要な線量はガンマ線で7~8kGy、電子線で10kGyであることを明らかにした。

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